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第18回 《色彩感と幻惑》C・ドビュッシー:夜想曲より第3曲『シレーヌ(海の精)』



またまた、1月に関西に行った友人と旅に行ってきました。今度は東北の方へ。猪苗代湖、裏磐梯、会津若松の飯盛山、東山温泉。宿は塩原温泉に泊まり、鬼怒川温泉、奥日光と回り、帰りは宇都宮で餃子を食べて帰るという・・・・またもや2日間での弾丸旅行をしてきました。特に良かったのが裏磐梯で回った諸橋近代美術館と五色沼。美術館では珍しいダリの彫刻が複数点展示されており、充実した内容に大満足でした。又、五色沼では磐梯山の噴火により生み出された神秘的な沼を巡り、その色彩感に魅了されました。どのようにしてこの色が生み出されているのか、本当に不思議です。

 さて、今回はそんな事で色彩感豊かな音楽をご紹介したいと思います。ドビュッシー作曲の《夜想曲》から第3曲「シレーヌ(海の精)」です。この《夜想曲》は「雲」「祭り」「シレーヌ」の3曲からなるドビュッシーのオーケストラ作品で豊かな詩情、イマージュの喚起力の凄まじい作品です。どの曲も聴き手に様々なシーンを想像させ魅惑的とも言える雰囲気が全曲を支配しています。特に、3曲目の「シレーヌ」は色彩感が豊かで幻想的。女声合唱(ソプラノ8人メッゾ・ソプラノ8人)がヴォカリーズで加わる事で波立つ様な音楽の流れを生み出しています。様々な色が畝りを持って移り変わっていく様子が目に浮かぶ様です。是非一度、この幻想的な雰囲気を味わって見てください。きっとシレーヌの美しい幻惑に、海へと誘いこまれるでしょう(笑)ぇ?

五色沼にはどんな生き物がいるのか‥‥‥(笑)

2016年8月27日(土)