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第23回《朝に聴きたい音楽》J・M・ルクレール:オーボエ協奏曲 ハ長調 作品7の3

あけましておめでとうございます。新年早々演奏会があった為、いきなり息が切れそうでしたが(曲もリストの『死の舞踏』だったので笑)、漸く落ち着いたところ。もう年が明けて1ヶ月が経とうとしています。今年の目標は「1日1日を大事に過ごす」です。今年もよろしくお願いします。
   
 さて、普段は慌ただしく過ごす朝ですが、たまに時間にゆとりがあると音楽が聴きたくなります(いつもはラジオFM Yokohama)。朝だからちょっと軽めの曲と思い手に取ったのがこの曲でした。ジャン・マリー・ルクレールのオーボエ協奏曲 ハ長調 作品7の3です。
 
 とってもオシャレな曲です。一楽章の前奏から晴れやかな気持ちにしてくれます。血圧を少しずつ上げてくれる感じです。(笑)その中で登場するオーボエの活き活きとした旋律がまた、程よくテンションを上げてくれます。続く二楽章は一楽章と対照的に絶妙な影を落としてくれて、そのメランコリーな美しさは高貴な雰囲気を漂わせます。そして快活な舞曲の第三楽章。全楽章を通してもそんなに長くないので、胃もたれもせず朝に聞いても丁度いい音楽です。ちょっと気持ちが晴れない朝に、フランスの宮廷音楽はいかがでしょうか?

2017年1月28日(土)

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